赤ワインより、白ワインの方が体にいい?

赤ワインより、白ワインの方が体にいい?

「赤ワインは体にいいんだ!」一度は聞いたことあるフレーズではないかと思います。

私もつい最近まで、「赤ワインはポリフェノールがたくさん含まれていて体にいい!」と理解していました。

今日は、患者さんから、「実は、赤ワインより、白ワインの方が体にいいって、先生、知ってた?」と聞かされた時のお話です。

赤ワイン健康ブームの火付け役「フレンチパラドックス」

赤ワイン赤ワインが体によいと知られるようになったのは、1992年にフランスの研究者によって発表された「フランスやベルギーなどの人々は、ほかの西欧諸国の人々よりもチーズやバターのような乳脂肪製品や、肉類などの動物性脂肪をたくさん食べているのに、心臓病の死亡率が低い。これは彼らが常飲している赤ワインに理由があるのではないか?」という仮説でした。

赤ワインには、動脈硬化の抑制が期待できるポリフェノールがたくさん含まれていて、それらを日常的に飲んでいる人々は、動脈硬化が抑制されるので、心臓病の死亡率が低いのではないかという仮説が広く報道され、「赤ワインは体にいい。」という認知が広まり、俗に言う「フレンチパラドックス」の始まりとなりました。

このフレンチパラドックスをきっかけとして、ワインの消費量が少なかった日本でも赤ワインブームとなったわけです。

このように赤ワインは、体によいというイメージが定着しているのですが、実は、学術的に完全に証明されているわけではないそうです。今も、この仮説に基づき、様々な研究や、追試がなされていて、なぜ赤ワインが体によいのかは、明らかにされつつあるという段階です。

実は白ワインも、体にいい!

白ワイン

赤ワインブームの影に隠れてしまっていますが、実は白ワインには強い殺菌作用があるんだそうです。

ワインメーカーの大手「メルシャン」の実験報告によると、10万個のサルモネラ菌が10分でほぼ全滅してしまうほどの、強い殺菌作用があるのだとか。

生牡蠣にあわせて、白ワインのシャブリを飲むのは、経験的に白ワインを飲めば、当たらないことが知られていたからとも言われています。

なるほど!確かに生牡蠣とシャブリはよく聞く食べ合わせですね。

私も体にいいと聞くと、すぐに試してしまう方で、赤ワインが体にいいと聞いて、なんの疑いもなく、赤ワインを好んで飲んでいましたが、白ワインも体にいいことがわかりましたので、これからは、健康のために、赤ワインと、白ワインを、一杯ずつ頂くことにしたいと思います!もちろん、飲みすぎないように(笑)。

赤ワイン、白ワイン