梅雨の時期の健康管理には食事が大切です。

梅雨の時期の健康管理には食事が大切です。

蒸し暑い、鬱陶しい日が続きますね。四季の移り変わりがある気候は、日々見るものが変わりますし、大好きなのですが、この梅雨だけはちょっと勘弁して欲しいです。

以前に比べると、梅雨とは思えないほど、晴れ間が広がることもありますが、やはり、梅雨ですね。湿度が高く、むしむしとしていて、晴れ間があっても、心地よくありません。

こういう時は、食欲も減退し、胃腸の調子がよくなくなり、なかにはお腹を壊してしまったりする方も多いので、積極的にケアして、のりきりたいものですね。

旬の野菜を食べましょう。

旬の野菜を旬の時期に食べることを「旬産旬消」と言います。

「旬産旬消」が定着しますと、生産者は、ハウス栽培など擬似的に環境を整えて、栽培するよりも二酸化炭素の排出量も少なくすることができて、環境への負担を減らすことができます。

何より「旬」の食べ物です!我々消費者にとっても、美味しく、体に優しい食材を、安価に頂くことができて、いいことずくめです。

これから夏にかけて、夏野菜と言われる旬なお野菜は、ナス、きゅうり、トマト、オクラ、ピーマン、ミョウガ、スイカ、メロンなどなど。食べると体の熱を抑えて、涼しく感じさせてくれる、冷性の食べ物が多くあります。

この時期に、そうした冷性の食べ物が旬を迎えるには理由があります。その時期に身体に良い影響を与えてくれる食材なのです。

肉類などの温性の食べ物は、体に熱を発生させ、食べ過ぎると出血や吹き出物が出やすくなります。この時期は、湿度が高く、皮膚をかき壊してしまったりする人も多いので、お肌が気になる人は特に気を付けて、温性の食べ物はほどほどにして、冷性の食べ物を意識して食べるようにしてください。

もちろん、いずれにしても食べ過ぎ、偏りは、よろしくありませんよ。オススメすると、そればかり食べてしまう、偏った方もいらっしゃいます。何事も腹八分がちょうど良いので、バランスよく召し上がるのが、一番良いことです。

湿気の影響(湿邪)に注意してください。

1年の中で、一番蒸し暑い、この梅雨の季節は、湿気の影響を一番受けやすい時期です。
東洋医学では、湿気による悪影響を(湿邪)と言います。

人間の体は、実に60%は水分で構成されています。
そして、その摂取した水分は、体内を循環し、呼吸、汗、大小便などを通じて、体の外に排泄されます。

皮膚や粘膜から、無意識をうちに排泄される水分は、1日で約1リットルもあります。

肉体労働をしたり、比較的動く方だと、2〜3リットルとも言われます。

こうした皮膚からの排泄作用は、実は、大きな役割をになっています。

1 体内の不要物を、水分とともに排泄すること

2 体温が上昇しすぎないように熱を発散すること

ジメジメした蒸し暑い環境下にいると、喉が乾いて、ついつい水分も多く摂りがちになります。

水分を多く摂っているわけですので、体外への排泄も多くなるはずですが、事務職で外にでない方や、空調のよく効いた環境では、それほど汗をかくこともなく、過ごせてしまいます。

結果、だんだんとバランス均衡が崩れて、体の中に排泄すべき水分が多く滞留している状態(水毒)になります。

湿邪を抑えて、水毒を体の外に排泄しよう

1 汗をかこう!

とにかく意識して汗をかきましょう。運動をしてもいいですし、サウナでしっかりと汗をかくのも良いでしょう。
蒸し暑いと、つい冷たい飲み物や、食べ物に自然と手を伸ばしているので、知らず知らずのうちに水分過多の状態になっています。
意識して、汗をかくぐらいでちょうど良いのです。

2 自然な暮らしを意識してみましょう。

現代は、空調が完備され、家庭も、仕事場も、快適な環境の中にいます。
しかしそれは、単純にいえば、自然な環境ではありません。
我々は、100年も前にさかのぼれば、エアコンのない中で、生活をしていました。
エアコンのない生活にこそ、自然な暮らしはありますし、それに順応できるように、人間の体は鍛えられています。
今の暮らしは、体に優しい反面、甘やかしているともいえますね。

3 冷えには特に注意して。

蒸し暑いからといって、冷やしすぎが一番体によくありません。
特に冷えに敏感な女性は、冷やしすぎによる水毒が、体の巡りを悪くし、体調不良を引き起こしている場合が多く見られます。
冷え症を自覚されている女性は、冷やすよりも温める必要があります。
温性の食べ物もきちんと食べて、冷えをこれ以上、すすめないようにすることが肝要です。

冷えによく効くツボを押しましょう

足三里のつぼ

梅雨はなんとなく体調がすぐれない、体がだるい、体が重いなどといった症状が出やすい季節です。足三里を押して、ケアしましょう。

足の膝小僧の少し下にある「足三里」というツボです。
このツボは胃腸の調子を整え、足のむくみを解消し、身体の元気を取り戻してくれます。

この「足三里」というツボを押したら、そのまま足首の方までマッサージしましょう。