背中のこり、気になりませんか?

背中のこり、気になりませんか?

患者さんの訴える症状として多い「背中のコリ」

「背中のコリ」。あまりなじみの無い言い方ですが、首こりや腰痛で来院される患者様に多く診られるのが、この「背中のコリ」です。

首すじの後ろから腰にかけて、主に脊柱起立筋とその周辺の筋肉が固く凝った状態を言います。
皆さんも疲れたときに、肩甲骨の間がうっとうしく感じて、柱の角に背中を押し付けたくなったことはありませんか(笑)?

背伸びをしたとき、背中に何か固いものが張り付いて気持ちよく伸びきらない感じを経験したことはありませんか?

背中のコリは、初期には自覚症状をあまり感じない方が多いようですが、重症になると肩甲骨から背中の中腹にかけて、コリ感等の不快を感じ、酷くなると痛みまでも感じるようになります。

寝ていてもズーンとした嫌な痛みや違和感を感じ、これが原因で睡眠不足に陥る方もいます。

この正体の多くは脊柱起立筋のコリです。疲れが溜まり、固く凝ってしまったのです。

脊柱起立筋は、頭の後から背中を通り腰まで縦に伸びる筋肉で、人類が前かがみの姿勢で立って歩くようになった700万年前から、重たい頭が、前に落ちないように、後ろから常に引っぱり上げる働きを続けて、酷使され続けてきました。

事務系のお仕事で長く座り続けている方、立ち仕事を長く続けている方、いつも緊張を強いられている方、普段運動不足になりがちで巡りが悪くなっている方は、特に背中の疲れを溜め込み易いと考えられます。

背中は内臓の鏡です。

東洋医学では、身体の中で背中は、特に五臓六腑の内臓に直結するツボが集中する部位でもあります。各内臓に対応するツボ周辺には内臓の状態が反映され、違和感、コリ、痛みなど様々な症状が現れます。
例えば、慢性胃炎で悩む患者様には胃兪というツボの周辺に、強い張りや違和感を感じる方が多くなります。
背中のコリを感じる方は、単なる筋肉の疲れに止まらず、内臓の問題をも考慮する必要があるのです。

また、鍼灸治療によりこれらのツボに与える適度な刺激は、対応する内臓に作用し、弱った内臓を回復へと導くのです。
なお、これらの内臓と背中のツボ(背部兪穴)との関係は、西洋医学分野においても、神経の分布とその仕組みから、体性-内臓反射及び内臓-体性反射という生理学的反射作用として説明されています。

このように東洋医学では、「背中のコリ」もさまざまな内臓の異常から現れ出たものと捉え、背中のツボからその根本原因を解消しながらも症状を改善して行きます。

背中のコリ対策法は?

背中に感じるコリは様々な原因から起こる脊柱起立筋の疲労蓄積ですから、その解消や予防には、それら筋肉の緊張をとり、血行を良くしていくことが重要です。

背伸びや上体を左右に回したり、ひねったりしてコリのある筋肉をストレッチしましょう。
このようなストレッチを日頃からこまめに行うことで、背中のコリの症状の改善が期待できます。

ただ、それだけでは慢性化してしまったコリの改善は難しくなります。症状が酷い方には、より積極的なケアが必要です。銀座ルーチェ治療室では、背中のコリ集中ケアコースをご用意しております。
背中がつらくて仕方ない方は、ぜひ一度お試しください。