あじさいって、漢字で書けますか?

あじさいって、漢字で書けますか?

一世紀以上を生き抜く紫陽花の花

紫陽花がきれいな季節になりましたね。

梅雨はジメジメと鬱陶しく、気も滅入りがちですが、小さな花が寄り添いながら咲いている紫陽花の花を見ると、気持ちが和らぎ、ほのぼのとしますね。

私は四季折々の草木や花を見る事が大好きです。都会にいると、路地に咲く花は少ないのですが、代わりにお花屋さんのディスプレイは、四季折々の草花で彩られ、日本の四季を感じさせてくれます。

日本人として生まれて一番よかったと思える事は、春夏秋冬の四季を感じられることです。四季折々の花を愛でる喜びは、何事にも代え難いなと感じています。

なぜ花の漢字は読みづらい?

今年もそんな気持ちで、紫陽花をみていて、はたと気になったのですが、お花の漢字って、なぜあんなに読みづらいのでしょうか?

代表的な季節のお花をあげてみると、

蒲公英(たんぽぽ)
紫陽花(あじさい)
向日葵(ひまわり)
彼岸花(ひがんばな)
山茶花(さざんか)

少し難しいと思いませんか?語源や、由来を紐とくと、「ああ、なるほど。」と理解できることもありますが、なかなか奥深い。

紫陽花は万葉集にも登場する、古くからあるお花です。

梅雨の花である紫陽花(あじさい)の語源は、「あじ」が小さいものが集まるさまを表し、「さい(本来は「さあい」で「さ」は接頭語)」で藍色を表し、青い小さな花が集まって咲く事を表すのです。

これを中国唐代の詩人白居易の詩に出て来る「紫陽花」という花と同一のものと考え(実際には違う花ではないかと現代では言われているそうですが・・・)、日本ではこの「紫陽花」という漢字を当てたそうです。

古くは万葉集にも登場する「紫陽花」の花、1200年以上前の時代の人々と変わらぬ紫陽花を見ている不思議さは悠久の時を感じさせてくれますね。昔の方は、どんな思いで、紫陽花をみていたのでしょうか?