中高年のぽっこりお腹、そのわけは?

中高年のぽっこりお腹、そのわけは?

年齢が中高年を迎えたり運動不足になると、先ずぽっこりお腹が出てくるのはなぜでしょう?

身体全体は太った印象がないのに、お腹だけぽっこりとしてくる場合が多いのですが、それは、腹筋が身体の中で衰えやすい筋肉であることが大きな要因なのです。

二足歩行の宿命

人間は、5~6Kgもある頭部を支えながら座ったり、歩いたりしなければなりません。 このとき、頭部は構造上少し前屈みになっていますので、強力な支えが無ければ頭部は前に落ちてしまいます。

このため人間は、頭部が前に落ちないように体幹の後、特に首の項から背中、腰の筋肉が常に緊張を強いられているので、この部位の筋肉はあまり衰えることはありません。

一方、体の前に位置する腹筋は、姿勢を維持しバランスをとる為にある程度の緊張はしていますが、体幹の後の筋肉群に比べれば、ゆるんだ傾向にあります。

使わなければ衰える筋肉

骨格筋は使う(緊張する)ことで、その筋力を維持、発達させ、逆に弛緩状態が続くと筋力は衰えていきます。

特に、普段目立った運動もせず、仕事はデスクワークを主とし、通勤時でも歩く事も少ないサラリーマン、OLなどの運動不足になりがちな方は、腹筋の衰えが謙著となります。

お腹の周りは脂肪の貯蔵庫

筋肉が消費するエネルギーは、その発達(大きさ)に比例すると言えます。運動不足により衰えた腹筋では周囲の脂肪や糖分を消費出来ずに、余ったエネルギー源は腹筋周囲に脂肪として蓄積してしまうのです。

運動不足や乱れた食習慣から起こるメタボリックシンドローム。この検査項目の一つにへそ位置のウエスト周りを測るのは、この場所が脂肪の蓄積が顕著に現れ易い部位だからなんですね。

お腹ポッコリが気になるあなた!
運動不足ではありませんか?