筋トレが頭痛の原因になる!?〜クールダウンの重要性〜

筋トレが頭痛の原因になる!?〜クールダウンの重要性〜

かつて私は、鎮痛剤をいつも携帯していなければ不安になるほどの頭痛に悩まされた時期がありました。その原因が筋トレだったとは・・・

風邪をひいた訳でもないのに、頻繁におこる首や肩の張り、頭が重く、さらに酷くなると頭痛に至り、腕がしびれる時もありました。

ある時、頭痛がおこるのは筋トレをした翌日である事、そしてジムの筋トレ後にクールダウンのストレッチを省いていた時に起こりやすいことに気付いたのです。

そこで筋トレの後はストレッチまたは水泳でクールダウンを充分おこなうようにしたところ、酷い疲れも頭痛やシビレも発症しなくなりました。

多分、筋トレ後のストレッチをいい加減に済ませていたため、筋肉に疲労が蓄積して硬くなり、神経や血管を圧迫した結果、コリや頭痛、シビレが発症したものと思われます。

このエピソードには運動後のストレッチの重要性を思い知らされました。

私はプロ、アマ共にアスリートの患者様を施術する事が多いのですが、アマチュアで筋トレをする患者様の中には、硬い筋肉の方が多くいらっしゃいます。

そのような方々に尋ねてみると、筋トレ後のストレッチ、またはそれに替わるクールダウンをあまりされていない様に感じられます。一方、良く管理されたプロアスリートの筋肉はさすがに柔軟で弾力性があり、良い状態です。

クールダウンとして行われるストレッチには、筋肉の緊張を緩和し、関節可動域をひろげて、身体の柔軟性を向上させ、また血液循環も促すという生理学的作用があります。

筋トレ前のストレッチは、身体の柔軟性向上によりパフォーマンスを向上させ、運動傷害等のトラブルを予防します。

一方、筋トレ後のストレッチは、筋肉内の血液循環を良くするために、筋肉に蓄積させた疲労物質を積極的に押し流し、痛みを軽減し、疲労回復を促進します。

一般的に運動前の準備体操、ウォーミングアップとしてのストレッチをしっかりおこなう方は多いと思いますが、運動後のクールダウンとしてのストレッチは兎角簡単に済ませやすい傾向にあるようです。

健康になるために筋トレを始めたのに、かえって疲れを溜めて不健康になってしまうのは本末転倒です。

筋トレを効果的に継続するには、ストレッチ等のウォームアップ、クールダウンを上手に取り入れて、運動傷害なく安全に行い、また疲れを残さないようにする事が大切なのです。