日常の生活にプライマリ・ケアを取り入れてみませんか?

日常の生活にプライマリ・ケアを取り入れてみませんか?

プライマリ・ケアとは

プライマリ・ケアという言葉をご存知でしょうか?

プライマリ・ケアとは、簡単に言うと、日頃の自分の健康に関する問題を最初に相談できて、それに対する治療やアドバイスを親身になってしてもらえることです。

今、医療界では、このプライマリ・ケアをどのように実践していくかを模索しています。実は、鍼(はり)や、お灸、そしてマッサージ等の東洋医学と呼ばれる分野は、昔からこのようなプライマリ・ケアの役割を担い、また一番得意としていました。

みなさんが病院に行くということは、症状がかなりひどくなってから行きますよね?「なんかちょっと調子が悪い・・・」ぐらいで病院に行っても、検査をして「どこも悪くないね。」と言われ、何もしてもらえない・・・といった経験はないでしょうか。

それこそ東洋医学の真髄

しかし「調子が悪い」という症状は、みなさんの中に確かにあるのです。それは何か体に異変が起こっているサインです。東洋医学では、検査結果が全てではなく、症状を中心に考えます。ですから、皆さんの症状を改善することを最優先として考えるのです。

そのような異変に対する治療や、また皆さんが気付かない異変を見つけて治療し、アドバイスしていくことができるのが東洋医学の真髄です。

病気になってから治療するのでは、遅いのです。病気になる寸前の徴候を見逃さずに治療することで、病気になる前に病気を治していくのです。 病気になってから治療を行うのは大変ですが、病気になる前の徴候を治すのは、ちょっとした治療で済みます。

東洋医学の治療を定期的に受けている人から、「最近、風邪をひかなくなったよ」とか、「前より会社を休む回数が減ったよ」という言葉をよく聞きます。

今から約2千年前に書かれた東洋医学にとってのバイブル的存在である『黄帝内経』という書物には、次のように書かれています。

「すばらしいお医者さんというのは、完全に発病してしまってから治療するのではなく、当然病気になるであろうことを予測して、先手を打って治療するのだ。

病気になってしまってから治療するというのは、ノドか渇いてしかたがなくなってから慌てて井戸を掘ったり、戦争が始まってから、あたふたと兵器を作ったりするようなものであり、手遅れなのである。」

予防医学と東洋医学

今、東洋医学は予防医学としても注目されています。鍼(はり)・灸(きゅう)というとお年寄りの治療・リンパマッサージというと女性のやることと思っている方もいるかと思いますが、そんなことはありません。子供から老人にいたるまで、小児や妊婦、男女問わず、皆様に受けて頂くことが可能です。

みなさんも、東洋医学の真髄に触れ、健康維持に役立ててみませんか?